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ひとり部長のひとりごと

社会人1年目で社内起業を始めたひとり部長がその経験を語ります。Mac関連もつぶやきます。映画のレビューはサブブログに移行しました。世の中の明るいニュースだけをまとめたエントリーも始めました。

商標登録の仕方(書面提出)の完璧なマニュアル【めんどいが故にまとめたのでここだけ見ればいい】

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ひとり部長による映画のレビューや評価など。

はじめに

必要なことだけを書きました。

大きな組織の中で公的な登録を社員が行うことは非常にめんどくさい作業になります。

ここでは、商標登録を行ったうえで気をつけなければならないことや、必要最低限の情報と手順を踏まえて記録しています。

 

商標登録は、電子提出と、書面(窓口もしくは郵送)によるアナログ提出の2通りあります。今回は商標登録自体が初の試みであったので、書面による提出を行いました。

 

なぜ書面による手続きを行ったかというと、電子化提出のフローが煩雑すぎてついていけなかったのが主な理由です。特定のソフトウェアのダウンロードを強制し、ただし書類作成はWordか一太郎(つーか、一太郎ってなんですのというか、まだシェア比率高いのかな)で行わなければならないなどというルールが存在し、法人の場合も法務省発行の「電子証明書」 というものを購入する必要がある*1こと、手続きの流れについて色々なページに飛ばされ結局どのように行えば良いのかわからないことなどが理由です。そして、電子出願には以下のリンクにあるような手続きを済ませなければならないのです。

出願の事前手続様式一覧 | 経済産業省 特許庁

これだけでいくつ伺い書、捺印依頼を書き、送付しなければならないのか、考えるだけで恐ろしいです。電子化手数料分の経費がかかっても、調査や書類作成の時間的コストを考えれば電子提出より経費は抑えられます。これでは本末転倒ですね。

 

基本的な事柄は以下の特許庁HP内「商標」欄に記述されています。

 

ここでは、書面による商標の出願までを目標に説明をします。

準備

類似商標の調査

J-PatPatページにて、登録済みの商標を確認することができます。内容に重複がないか、事前に調べます。

区分の指定

商標には「区分」というものが存在します。これは、「第◯類」とほぼ同義です。

下記ページに分類ごとの資料がありますが、すべて眺めていたら丸1年は浪費します。

よって、下記のサイトが分かりやすくまとめていますので、参考にしてください。

ちなみに今回、ロゴと名称は「第35類」のみで出願しました。区分が増えれば増えるほど、手数料が倍加し、お金があっても足りません。注目を浴びてすらいないサービスに関しては最低限の区分のみで良いと考えます。

手数料

  • 商標出願料 3,400円+(8,600円×区分数)
  • 商標登録料 28,200円×区分数・・・10年分(分納16,400円・・・5年分)
  • 更新登録申請料 38,800円×区分数・・・10年分(分納22,600円・・・5年分)

ここは注意しなければいけません。これは「一つの商標につき」という前提が隠れています。金額計算を間違えると、稟議書を書き直さなくてはなりません。

例えば、

①「ロゴ」とその「名称」の二つを「第35類」類で提出する場合と、

②「ロゴ」のみを「第35類」「第36類」で提出する場合は料金が異なってきます。

出願時にかかる手数料で計算すると、

  • ①:(3400+8600)×2枚=24000円
  • ②:(3400+8600×2区分)×1枚=20600円

このように違いが生まれます。

 

出願手続き

この章では以下のリンクの内容に基づいて説明を行います。

書類作成

登録する商標の書類を作成します。

テンプレート書式ダウンロード

出願書式は以下のリンクからダウンロードを行います。なぜか特許庁のページから発見することは不可でした。

商標の欄にてPDFもしくはWordでダウンロードすることが可能です。

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記入方法

シンプルでわかりやすい資料がありました

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必要な事項は上の画像で把握できますが、いくつか留意点があります。

【整理番号】

字数は10字以内で任意の英字と番号で識別させることができます。例えば、KM20160601などです。

【商標登録を受けようとする商標】

  • カラーで登録すると、その色までもが指定されることになってしまいます。したがって、モノクロで提出することをお勧めします。 
  • 標準文字を申請する場合は、申請する文字の次に【標準文字】と記述してください。

(例)

ひとり部長

【標準文字】

【指定商品(指定役務)】

類の中の特定の業務を指定します。要素の間は「カンマ」です。ここの項目は増えても手数料に差がありませんので、あまり限定してもしょうがないですが、提出書類のページ数をできるだけ抑えることも考えなければなりません。

【識別番号】

会社が以前に商標を出願した際に通知を受けた識別番号です。不明な場合は無記載で問題ありません。執筆現在、この識別番号は通知されておらず、不明です。というか一般社員が手に入れるにはまず伺いから・・・・めんどくさい。

 

さらに詳しい留意事項などは以下のリンクにて確認することができます。

※オンライン提出の後に、書面提出が記述されているので注意。

提出

  1. 最後に、書類の左上に「特許印紙」を貼ります。各郵便局で購入することが可能です。レシートは必ず取っておかないと、総務にこっぴどく叱られるか、数万円が自腹になります。

    f:id:hitoribucho:20160601085053j:plain

  2. 特許庁窓口に持っていくか、地方からは以下の住所に送りつけましょう。

〒100-8915
東京都千代田区霞が関三丁目4番3号
特許庁長官 宛 

 

出願後について

お疲れ様でした。登録までの長い道のりは始まったばかりです。特許庁に到着して一週間と少しで、「電子化手数料」の振込用紙が到着するはずです。

電子化手続き

電子化手数料は、書面で提出した商標を電子化して保存するための手続きになります。

電子化手数料

特許庁の説明では、以下のように書かれています。

電子化手数料は、1件につき1,200円に書面1枚につき700円を加えた額です。

例えば、商標出願を書面で提出したとき(商標願1枚)の電子化手数料は、

1,200円+(1枚×700円)=1,900円 となります。

注意しなければならないのは、1つの商標で2枚にわたって提出した場合、

  • 1200円+(2枚×700円)=2900円

となります。

商標登録

登録時に登録料が必要になります。

登録料

区分数×28,200円

おそらく、1つの商標と一つの区分に対して28,200円が課せられます。おそらくと書いたのは、5商標1区分で提出した際に窓口で「28,200円だけでよい」と言われたからです。これではどうもおかしい話ですので、28,200円×5つと考えたほうがよさそうです。

商標出願に関わる主な手数料の一覧表は以下のリンクで確認を取ることが可能です。

その他

登録した住所を変更する場合

識別番号が授与された後に変更することが可能です。

 

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上の所定の書式に従いワードかなんかで作成した後、特許庁へ郵送します。提出先は出願と同じ住所です。

〒100-8915
東京都千代田区霞が関三丁目4番3号
特許庁長官 宛 

 

 

現時点でこんな感じです。訂正、新情報は追記していきます。

*1:電子証明書を準備
手続者が法人の場合は、法務省 電子認証登記所の発行する電子証明書のみ(以降、「法務省 電子証明書」と表記します)利用可能です。法務省 電子証明書の購入方法は、商業登記に基づく電子認証制度をご覧ください。