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ひとり部長のひとりごと

社会人1年目で社内起業を始めたひとり部長がその経験を語ります。Mac関連もつぶやきます。映画のレビューはサブブログに移行しました。世の中の明るいニュースだけをまとめたエントリーも始めました。

社長から事業化決裁がおりた日【2015/08/04】

新規事業 仕事全般

久しぶりにガチでやばい案件を見つけたので「こんな情報ごあります!絶対投資すべきです!」と提案したところ、

 

「検討を続けるのは良いことだ。」

 

とか意味のわからないことを返された、どうもひとり部長です。

 

あなたのところで止まったら検討にすら入らないの、わかる?

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過去の出来事についてはこちら

入社式の答辞とは違う、社長との対面

部長、支社長、本部長の承認を貰い、社長にプレゼンする機会が与えられた。

 
入社5ヶ月目。
 
最後に社長に会ったのは入社式、その時は新入社員を代表して答辞を読んだ。
あの時も相当、緊張したけど今回はどうだろうか。
 
明らかに異なっているのは、新入社員としての目標云々ではなく、会社としての目標のために、提案をする立場で今回は本社に行くということだった。
 
 

理解されずに拒否される恐怖

プレゼンの場には、幹部の錚々たる顔ぶれが並ぶ。
本部長を始め、次長、取締役、専務、副社長、そして、社長。
 
満を持して提案するのは、日本のものづくり企業に陽の目を当て、かつ自社の成長に寄与する形で、挑戦を促すビジネスモデルだ
 
当然、これまで60年やってこなかったようなウェブサービスの立ち上げであり、業務中のSNSの利用禁止(寧ろ、会社の見えないところを発信していくべきだろ)や多くのサイトへのアクセス禁止(GoogleDocですらアウト)の中での提案になる。
 
 
もしかすると、この新入社員は何を言っているんだと、全否定される可能性もある。
 
 
しかも本社に行く前に先輩社員たちは社長には何を提案してもなかなか上にしてもらえないといったようなことを僕に話し、どうせ無駄だよと言ってたような。
 
 

死ぬ気で伝えた2時間

プレゼン前僕が緊張で腰が痛くなった。
 
初めての経験だった、腰が抜けるってのはこういうことなのか?
 
立っていられなかったので、座ったままプレゼンをした。
 
僕は入社してからの一つ一つの行動や途中で思ったこと考えたこと全て打ち明け (展示会にいき、持ち帰った情報をアウトプットするも、検討することは良いことだ状態) 会社が成長するためにこれから何をすべきか (情報戦略も併せてプラットフォームビジネスを広げ、見込みのある面白い会社と面白いことやらないか) 、丁寧に説明をしてから、新しいビジネスモデルの提案をした。
 
かけた時間は2時間。
よく集中力持って聞いてくれたと思う。 
 
やはり最初は、思いを理解してもらえず、一つ一つの疑問に答えていく。
 
なぜウェブに参入する必要があるのか、なぜものづくりなのか、なぜそれが自社の成長につながるのか、事業との関連は、ビジョンとのつながり、なぜソーシャルネットワークの力が必要なのか、など。
 
 

最後に社長が放った一言

 
「そこまで考えているのなら、やらにゃいけん。」
 
 
その瞬間、何か解き放たれ、どっと疲れが出てきた。
 
 
 
やった。
 
 
次に思ったことは、
 
 
トイレに行きたい。
 
 
膀胱が破裂しそうになるのを忘れるくらい緊迫し、それが社長前でのプレゼンであり、それほど集中力を使わなければならない時間だった。
 
 

この結果がもたらしたもの

最後の最後に社長は理解を示してくれた。
 
これものすごく大きなことだった。
 
社内では社長に何を提案しても聞いてもらえないと言った話がある中、本気で気持ちを伝えたことで承認を得たという事は1つの結論を導いていた。
 
社長の頭が固いのではなく、みんな死ぬ気で提案していなかっただけだ。
 
単純なことだった。
 
 
それから小一時間打ち合わせをして、広島を去った。
 
 

もう1つ生まれた確かな事

入社後半年未満で新入社員が新しい事業プランを提案して社長の承認を得た。
 
カチカチの大企業病の中でこれを成し遂げた事は、ものすごいことだし、多分日本全国を探しても同じような経験をした人はごくわずか、探そうと思っても見つけることができないと思う。
 
それだけこの経験には価値があると、思った。
 
だから、いつかこの経験を本に認められるように頑張ろうと、思った。
 
今日は自分を褒めてもいいと、思った。