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ひとり部長のひとりごと

社会人1年目で社内起業を始めたひとり部長がその経験を語ります。Mac関連もつぶやきます。映画のレビューはサブブログに移行しました。世の中の明るいニュースだけをまとめたエントリーも始めました。

プロローグ〜就活〜

新規事業

 ブログを書き始めたワケについてはこちら↓をご覧ください

hitoribucho.hatenablog.com

 

要約すると

  • 就職するつもりは無かったが、彼女の勧めで就活をする
  • 中小企業から内定が出る
  • 最終面接で放った一言が人生を狂わした

プロローグ〜就活〜

 2014年4月
「失礼します。」
 
「はい。どうぞ、掛けてください。」
 
「ありがとうございます。よろしくお願いいたします。」
 
 
 
 
 
意識の高い周りのみんなが東京の大企業相手にリクルーターとかいう人を通して
この会社すげーわ!俺と一回飲んだだけで意気投合!リクルーターの人もめっちゃいい人!意気投合!やっぱ大企業違うわー、おごってくれるし。大企業違うわー。すぐに俺のポテンシャルに気づいて、次の面接に来てくれってLINEきたわー。これで俺も安泰だわーSNS使いこなせてない企業のリクルートとか論外だわー選ぶなら大企業だわー。あいつらSNS使ってるし全然違うわー。」
 
 
とかはしゃいでいたころ僕は広島にいた。
 
 
勘違いしてはいけない、大企業の内定を得るのはそれくらい大変だということは見てたらわかる。だから、素直にすごいと思う。
 
 
 
 
今僕が立っているのはいわゆる中小企業だ。
 
 
 
「それでは、簡単に自己PRをお願いします。」
 
「京◯大学農学部から参りましたひとり部長と申します大学では6年を過ごしました学部生ですがバンドのやり過ぎゲームと映画の見過ぎで2年遠回りしました大学に入る前は浪人しましたそれでは勿体なすぎるので土下座で単位とりながら学術論文を2報出しましたのでチョビッとは人類の知識の外縁を広げることに貢献できたかと。」
 
 
 

なぜ面接を受けようとしたのか、はっきりと目的があったわけじゃない。

 

大手就活サイトでテケトーに興味のある分野で検索した結果、一番上に出てきた会社だった。

 

その他にも、幾つか何となく思った企業を受けたけれど、

 

 

はっきり言って、就活という一大イベントはどう考えてもキモかったので適当にやっていた。

 

 

もちろん、自己分析はしたし、周りの意見から見えなかった自分を再発見することもできたから、全く無駄だったかというとそうでもない。

 

そもそも、

さぁ就活就活ぅうう!もう始まったね!オマエハナニカシテル?ES書いた?自己分析した?俺なんか小学1年生から遡って自己分析しちゃったよー今まで知らなかった一面が自己分析することでわかってオーってなるよお前もやってみろよ、自己分析、成長できるZE!

 

って川の流れのように揃って活動を始めるのがどう考えてもキモかった。

Viva集団行動⭐️みたいな

 

そこらへんの表現は下の動画によく現れていると思う。有名ですねこれは。

 

企業に就職するということは、間違いなく「働かされる」ということで、これまで(おそらく)自分の意思で生きてきた人生転じていきなり他人が考えたビジネスモデルであれをやれ、これをやれ、売上目標は、と言われる生活を40年以上続ける未来は、どうしてもイメージできなかった。

 

今まで自分の裁量でやってきた研究を続けたいと思っていた。

 

 

じゃあなぜ僕が就活を始めたかというと、単純な理由で彼女が勧めてきたからだ。

 

 

一度社会に出て組織で働かされる経験してからでも良いんじゃない?

 

 

なんということか、当時働いていた彼女からぐうの音も出ない正論を叩き込まれた僕の鉄壁の牙城は早くも崩れ去ってしまい、次の日にはま、いっかというノリでリク◯ビを検索していた。

 ちなみに彼女は今社会人を辞めてアカデミックに帰ってきている。

 

広島の最終面接。

「君の大学だったら、みんな大企業受けたりするんじゃないの?なんでうちを受けようと思ったの?」

 

 

一番上に出てきたからです。いろいろ調べてみると、堅実に成長していて、伸びしろが大きいと思ったからです。」

 

で衝撃的な質問が飛んできた。

 

「採用されたら、働き続けられますか?」

 

知る由もない。

「僕の座右の銘人間万事塞翁が馬があります。結局人生何があるかわからないので、この場でずっとここで働きますということは言えません。ただ、辞める理由もなければ辞めないと思います。」

 

 

就活はよく結婚に例えられるけれど、2,3回程度のデート(それも小一時間しか顔を合わせない)で結婚を決められる人なんかいない。

1社で働き続けることに何もメリットを感じないし、人生1度きりでどうしてそんな詰まらない選択をしなければならないのか。

 

それは、入社後に結婚をした先輩社員を見れば明らかだった。

 

単純に、失うものが増えると、リスクを冒すことができなくなり、

 

それ故に、年功序列制の"辞めさせたくない"組織は、結婚というステータスが出世に大きく反映される。

 
 
色々やるなら、今のうちだ。
 
そして、決め手の質問。
「給料は他と比べてそげぇ高ぅないけど大丈夫けぇのお?」
 
 
僕はハッキリと答えた。
嫌です。」
 
そして、こう付け加えた。
「ただ、給料に不満があれば、自分から見合った事業を提案します。」
 
これがことの発端になった事は間違いない。
 
この時僕は、10年くらい頑張ったら、すきな事ヤらせてもらおうかなとか呑気な事を考えていた。
 
かくして、僕は広島に本社を置く地元でしか知られていない中小企業に採用されることになった。
 
「すきなことヤらせてもらえる会社じゃけえ」と、ハッキリ言ってくれた経営幹部の言葉をアッサリと信じてここでいっかと決めていたので、他の面接はやる気が無かった。
 
 
進んだ先で何が起きても、「なんだかんだでいい人生だった」と最後に思えたら、それが正解なんだ。
 
 
僕が常に冷静に居られるのはこの
 
 
が常に心の中にあるからだ。
 
 
後から聞いた話だけど、面接で給料の件を聞いた本部長は「これはクレイジーだ!」ということで採用を決めたらしい。
 
 
 
プロローグはここまで。
 
次回は、衝撃の配属初日を綴ります。
配属初日の衝撃:放置育成ゲームにハマった会社 - 26歳ひとり部長のひとりごと
 

 

川の流れのように

川の流れのように