中小企業で社内起業するということ
この経験を語らないのは非常に勿体無い
はじめまして、ひとり部長です。
僕が去年の春に大学を卒業して今の中小企業に入社してから、
これまで会社の事業に従事したことはほとんどありません。
一度や二度、「ヘルプ」として作業やお客さんのイベントのお手伝いをしたくらいです。
では、何をやっているのかというと、
社内起業です。
と言っても、サイバー◯ージェントみたいにバリバリのIT企業で働いている皆さんからすれば、
「そんなの当たり前。ウチのチームは年に5つはサービス立ち上げてるし高速PDCA回して早くも売り上げ目標1億突破したし、それは高速PDCAのおかげで、高速PDCAが出来ないところは遅れをとるだけ高速PDCAが回せるウチは凄いよ、なんせ、頭が高速回転するチームリーダーがいるし、メンバーも優秀だからね。」
と思われるかもしれません。
なので、この時点でブログの特別感がなくなり、書く意味がなくなりました。
大企業病にかかった組織での奮闘記
普通の起業の話(会社に属すってイヤなんだよねー誰かの元で働くってちょーイヤじゃない?そう思わない?だから僕は起業したんだよねー。お金欲しかったからね。)が読みたいのであれば、そこそこ有名な人はたくさんいると思うので、そちらをご覧になってください。
僕がこのブログで提供するのは、
「大企業病にかかった中小企業の中で、いかに新しいことを進めるのか」という経験則です。
(ベンチャーに就職したことがないので知人からの話や、適当なイメージに基づきますが、)常に新しいものを求め、挑戦しているバリバリのベンチャーとは違った面を見せられると思います。
大企業病は非常に厄介な疾病で、
・お伺い(条件別に設定された裏ルールが存在する)
・りんぎ(条件別に設定された裏ルールが存在する)
・報告書(老人がわかるように、読みやすいように)
・議事録・・・
またどっかで議事録について書くと思いますが、コレがまためっちゃウケます。
数え上げたらきりがないくらい、「裏ルール」や「社内規則」なるものが存在します。これを作り上げているのは大企業病にかかった企業であり、そこで働く人達であり、みんなビョーキにかかっているので誰も文句は言わないし、自分達でさらにビョーキを蔓延させてます。ビョーキが蔓延するから、さらに症状が悪化し(以下ループ)
これらはクスリや点滴で治るものではなく、その権限を与えられる地位にのぼりつめるまでゴマをする(大きな声でオハヨーゴザイマス!誰よりも早く出社して!総務の人には笑顔で^_^オネガイシマス!朝礼ではコイツデキル話を謙虚に!上司の武勇伝はちゃんとおさえておけ!)か、ルールを破りクーデターを起こす(本部長、折り入って相談があるのですが・・・無論、重い話なので部長には話していません。御内密に。)しか方法はありません。それが、やりたいことをやるための最短ルートなのです。
そして、同じようにゴマをすりながら頑張ってそこまで上り詰めた人が、「好きなこと」をやっています。
しかしながら時すでに遅し。
かつて望んでいた世界は変わり、自分のやりたいこと忘れてしまいます。
そんな大企業病にかかった組織の中で、上記の問題点に気づきその役目を「新入社員」に与えたお偉いさんが存在する会社がありました。
幸いながら僕は、「やりたいこと」を時々クーデターを起こしながら「ゴマをすりつつ」実行することができる環境にいます。
本当に幸運だと思います。したがって、
これからブログに投稿していく内容は、決してバリバリのベンチャー企業や全国の新入社員 が経験できない世界になります。
お楽しみに。
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